悲しいお知らせです。2007年11月18日生まれの柴犬桜姫(日本犬保存会血統書名『房 桜姫』)が本日1月26日(午前11時)に亡くなりました。15歳と2か月で生涯の幕を閉じました。
写真は6歳くらいの頃のものだと思います。桜姫らしい良い表情でしたので最初の写真に選びました。
桜姫ですが一昨日前より急激に体調が悪くなり今朝にはほとんど立ち上がることが出来なくなりました。
母が今日の10時半頃に桜姫を抱っこして外のひだまりに連れ出して周りの景色を見せていたのですが、その中母の腕の中で安心したかのように眠り、息を引き取りました。
昨日までの苦しそうな表情からうって変わりニコニコ顔で逝きました。
思い返してみるとこの子はとても躾に厳しい教育方針のお母さん、甘えることを許さず常に子供に独立を促すような子育て方針の子でした。
おかげで今犬舎にいる桜姫の子供の美里は病気中のお母さんには一切近寄らず、遠くから様子を見ている程度でした。
ただお母さんが亡くなったことに気が付いたのか夜になってお母さんはどこ?という感じで異様な鳴き声を上げておりました。やっぱり親子なんだなあと思いました。
桜姫が13歳の時の写真です。高齢でヨボヨボになっておりましたがこれが桜姫らしさがある最後の写真だと思います。
桜姫は寒い日に生まれました。桜姫のお母さんの紅花姫は室内でお産をするのを嫌がり外でお産したのですが、その時4匹全部を産みっぱなしにして放置しており仰天したのを記憶しております。その中の1匹の桜姫が一番悲惨な状況で生まれたばかりなのにぐったりして死にそうになっており、それを産湯につけて蘇生させました。すごい出来事なので昨日のように記憶しております。
桜姫という名前のエピソードについては、当時桜姫を予約していた方がアメリカロサンゼルスということで日本らしい名前にしようと桜姫に命名しました。
ちなみにリーマンショック直前に予約されていて、その影響でしょうか、その外国人の方から連絡が途絶えました(笑)。今思うと生まれてからずっと波乱万丈な子でした。
そんな桜姫らしく昨日の寒波、生まれた時も死ぬときも寒さの厳しい日になりました。
これから桜姫の思い出を家族で語りつつ供養としたいと思います。
桜姫との関わりはすごく楽しいものでした。桜姫にありがとう。
最後に桜姫の生んだ子の飼い主様にもお知らせしたく本日の発表にいたしました。